ステルス増税: 気づかぬ負担増の実態と対策
- 渡邉 定好
- 2月10日
- 読了時間: 2分
ステルス増税とは、具体的にどのようなものか?
ステルス増税とは、税金という名目を避け、国民が負担増に気づきにくい形で行われる増税のことである。
ステルス増税の具体的な例として、以下のものが挙げられる。
森林環境税: 住民税に1,000円が上乗せされる。これは国民全員に課税される。
相続税の課税対象拡大: 生前贈与加算の対象期間が3年から7年になった。
介護保険料の増加: 65歳以上の介護保険料が月額で200円増加する。年間では2,400円になる。
後期高齢者医療保険の増加: 75歳以上の方が対象で、所得によって異なるが、月額約500円程度上がる。
復興特別所得税: 復興支援のための税金が所得税にプラスされていたが、1%下がる代わりに防衛費として1%が上乗せされ、結局2.1%のままとなる。
子育て支援金: 税金や社会保険料とは異なる名目で徴収される。
たばこ税: たばこ1箱あたり30円程度値上がりする。
走行距離税: ガソリン車の減少に伴い、車の走行距離に応じて課税されることが検討されている。
通勤手当の課税: 現在非課税である通勤手当に課税することが検討されている。
社会保険の適用拡大: 106万円の壁が撤廃され、週20時間以上働く人が社会保険の対象になったり、専業主婦にも社会保険を課税する流れになっている。
これらのステルス増税は、国民が気づかないうちに負担が増えているという点で問題がある。
今後、他にどのような増税が予定される?
今後予定されている増税について、情報源から以下の内容が確認できる。
子育て支援金:税金や社会保険料とは異なる名目で徴収される。
たばこ税:たばこ1箱あたり30円程度値上がりする。
走行距離税:ガソリン車の減少に伴い、車の走行距離に応じて税金が課税されることが検討されている。
通勤手当の課税:現在、一定額まで非課税である通勤手当に課税することが検討されている。
社会保険の適用拡大:週20時間以上働く人が社会保険の対象になったり、専業主婦にも社会保険を課税する流れになっている。
生前贈与の非課税枠が廃止
結婚や子育て世帯を応援するための親からの生前贈与の1000万円までの非課税枠が、今年の3月に廃止された。
この制度は、結婚や子育て費用として親が子に1000万円までを贈与する場合に、贈与税が非課税になるというものだった。
この制度の廃止について、政府からのアナウンスはあまりされていない。
この制度の廃止は、これから結婚や子育てを考えている世代にとっては不利になる可能性がある。
Comments